JCBザ・クラスをご存じでしょうか?日本生まれの国際ブランドJCBが発行しているブラックカードで、限られた人しか持つことができない最上位ランクのカードです。
特別な価値のあるJCBザ・クラスには、会員限定の特典が盛りだくさん。特にディズニー関連の特典が充実しており、JCBザ・クラス所有者はディズニーマニアから羨まれる存在です。JCBザ・クラス会員限定の主な特典は以下になります。
- メンバーズセレクション:1年に1度の特別なギフト
- ホテルスイートルーム宿泊割引:大切な人と特別な時間を楽しむ
- コンシェルジュデスク:専属の秘書が1人ついてくれる感覚
魅力的な特典が豊富なため、多くの人がJCBザ・クラスを求めています。しかし、一般的なクレジットカードとは異なり、JCBザ・クラスはインビテーション(招待)を受けないと手に入りません。
この記事では以下の内容を解説しています
- JCBザ・クラスの会員限定特典
- JCBザ・クラスを手にできる条件
- JCBザ・クラスがおすすめな人
2022年12月にJCBザ・クラスを手に入れた筆者が、JCBザ・クラスの魅力と手に入れるまでの道のりを徹底解説します。ぜひ最後までご覧ください。
JCBザ・クラス限定のメリット【ディズニー特典多数】
JCBが直接発行しているクレジットカードには、様々な種類があります。JCB一般カード、JCBゴールド、JCBプラチナなど、ランクが異なるカードが用意されています。その中でも最上位ランクであるJCBザ・クラスには以下のような特徴があります。
カード券面 | |
年会費 | 55,000円(税込) |
申し込み条件 | インビテーションのみ |
会員特典 | メンバーズセレクション コンシェルジュデスクなど |
旅行傷害保険 | 最高1億円 |
ショッピング保険 | 最高500万円 |
家族カード | 8名まで無料 |
公式サイト | 公式サイト |
数あるJCBカードの中でも、JCBザ・クラスの特典は他と比べても特別な内容です。JCBザ・クラスで得られる主な特典の中身を具体的に見ていきましょう。
メンバーズセレクション
1年に1度だけ手に入る、JCBザ・クラス会員限定のカタログギフトです。豪華な商品や特別な体験が選べる、JCBザ・クラス最大級の特典になります。メンバーズセレクションで選べる特典は、主に以下の2種類です。
- 厳選ギフト:高級家電やグルメ
- トラベル&エンターテイメント:旅行券やディズニーパークチケット
選べるギフトは上記のどちらか一方だけ。どの商品を選ぶのか、毎年の家族会議が楽しくなることでしょう。ほとんどの商品が原価は2万〜3万円相当です。
メンバーズセレクションを目標にJCBザ・クラスを目指す人も!
特におすすめの商品がディズニーパークチケット(ペア)とぬいぐるみのセットです。商品の中身だけでなく、次に紹介するJCBザ・クラスの特典と併用することで、さらに特別な体験ができるでしょう。
ホテルスイートルーム宿泊割引
JCBザ・クラス会員特典では、国内有数のホテルのスイートルームや厳選された宿の宿泊割引を受けることができます。その中にはディズニーリゾートが経営しているディズニーホテルのスイートルームの宿泊割引も選択可能です。選べるディズニーホテルは以下の3つです。
- ディズニーアンバサダーホテル
- 東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ
- 東京ディズニーランドホテル
これらのホテルは、ディズニーリゾートのすぐ側に立っているので、ディズニー旅行を満喫するにはうってつけ。ディズニーホテルのスイートルームなので、ディズニーの世界観が再現された贅沢な空間です。
大切な人と特別な時間を過ごすにはうってつけ!
この他にも、JCBカード利用者が受けられるディズニー特典は、こちらの記事で解説しています。
【ディズニー好き必見】JCBカードで手に入るディズニー特典一覧【JCBザ・クラス】
コンシェルジュデスク
JCBザ・クラス会員特典のなかで、最も付加価値のあるメリットがコンシェルジュデスクです。会員限定の直通回線を用意しているため、待ち時間なく対応してもらえます。
まさに専属秘書が付いているみたい
上記のホテルスイートルーム宿泊割引を予約する時など、様々な場面で即座に対応してくれます。他にも旅行プランやレストランの予約など、急な予定や曖昧な要望であっても問題ありません。
JCBザ・クラスのデメリット【取得難易度が高い】
最上位ランクの名に恥じない会員特典ばかりですが、JCBザ・クラスにもデメリットはあります。JCBザ・クラスを持つ上でのデメリットは、年会費が高いことです。また、JCBザ・クラスを取得するまでの難易度の高さは、これからJCBザ・クラスを目指す人には大きな壁になるでしょう。
年会費55,000円
一般的なクレジットカードの年会費は数千円程度で、中には年会費無料のものも少なくありません。それに対して、JCBザ・クラスは年会費が55,000円(税込)です。高い年会費のクレジットカードは維持するだけでも負担になるでしょう。
しかしJCBザ・クラスの会員特典を利用すれば、年会費の大部分を回収できるだけの価値があります。1年に1度のメンバーズセレクションでは、2万〜3万円相当の商品も少なくありません。
メンバーズセレクションだけでも、年会費の半分の元が取れる!
他の会員特典を併用することで、年会費の大部分は回収できます。何よりもJCBザ・クラスで手に入る特典は、どれも特別なものばかり。年会費の金額以上の体験ができるでしょう。
完全インビテーション制
一般的なクレジットカードを入手するには、申し込み後の審査に通過するだけ。しかしJCBザ・クラスは申し込みができず、インビテーションが届いた人のみ審査を受けられます。
- インビテーションとは?
- 上位ランクのクレジットカードを手にするために必要な招待状です。クレジットカード会社が設定した、独自の基準を満たした人のみインビテーションを受けられます。
特別な会員特典を手にするために、JCBザ・クラスを求める人は少なくありません。しかしJCBザ・クラスへのインビテーションの条件は非公表となっています。そこで、実際にJCBザ・クラスを手に入れた筆者の経験から、インビテーションの条件を考察してみました。
JCBザ・クラスを手に入れる方法【インビテーションの条件】
筆者を含めた、過去にJCBザ・クラスを手に入れた人達の状況を整理することで、以下の条件が見えてきました。
- 年齢30歳以上
- 利用カードはJCBゴールド・プレミア以上
- 年間利用額200万円以上
それぞれの条件の詳細を見ていきましょう。
年齢30歳以上
JCBカードには、自身で申し込みができるJCBゴールドとJCBプラチナがあります。それぞれの申し込みができる年齢の条件は以下の通りです。
JCBザ・クラスにおいては、上記の条件よりも厳しい年齢が設定されていることが予想されます。実際にJCBザ・クラスへのインビテーションを受けた人は、例外なく30歳以上の人ばかりです。
筆者は30歳になった年にJCBザ・クラスを手にしました
それでは30歳未満の人には、JCBザ・クラスを手にするためにできることは何もないのでしょうか?そんなことはありません。次に紹介するように、JCBザ・クラスに近づくため、JCBカードの利用実績を積み上げましょう。
利用カードはJCBゴールド・プレミア以上
JCBザ・クラスへのインビテーションを受けられる人は、JCBゴールド・プレミアもしくはJCBプラチナのどちらかを利用している必要があります。JCBプラチナは自身で申し込みできる最上位ランクのカードです。一方でJCBゴールド・プレミアは以下のような特徴があります。
JCBゴールド利用者を対象にしたインビテーションを受けなければ、手に入らないのがJCBゴールド・プレミアです。実質年会費が変わらずに、JCBプラチナと同程度の特典を受けることができます。
ディズニー特典満載のJCBゴールド【パークチケットが手に入る】
このJCBゴールド・プレミアとJCBプラチナの利用者のみが、JCBザ・クラスへのインビテーションの対象となります。30歳未満の人は、JCBゴールドもしくはJCBプラチナで利用実績を積み上げましょう。
おすすめはJCBゴールドから始める方法です!
JCBゴールドからJCBゴールド・プレミアを経て、JCBザ・クラスを目指す方法がおすすめです。筆者はこの方法を実践して、3年間でJCBザ・クラスが手に入れました。具体的な方法はこちらの記事で解説しています。
【実例紹介】取得難易度は高い?JCBザ・クラスを手にするまでの過程
年間利用額200万円以上
JCBザ・クラスへのインビテーションが受けられる人は、JCBカードでの利用額が多いことが特徴です。年間利用額は高いほど良いと思われますが、ひとつの目安として年間200万円以上が挙げられます。
この金額はあくまで最低条件です
さらに利用金額が高くなると、インビテーションが受けられる期間を短くできるでしょう。JCBゴールド・プレミアとJCBプラチナのどちらかを、メインカードとして日常生活での利用回数を増やしてください。
こちらの記事では、JCBザ・クラスへのインビテーションの条件をより詳細に解説しています。併せてご覧ください。
【2024最新】JCBザ・クラスのインビテーションの条件3選
会員数が多すぎ⁉︎JCBザ・クラスは価値のあるカードなのか
JCBザ・クラスを手に入れるためには、とても厳しい条件を達成する必要があります。それでもJCBザ・クラスを求める人が多いのは、特別な特典が得られることに他なりません。しかし以前はJCBザ・クラスを解約する人が大量に発生したこともあります。
会員数が増えた過去:「クラブ33」の存在
過去のメンバーズセレクションには、ディズニーランド内の会員限定レストランクラブ33の利用特典がありました。
- クラブ33とは
- オリエンタルランド社の役員だけが利用できる、ディズニーランドにある秘密のレストランです。完全プライベートのため、マップにも乗っていません。特別なコース料理の提供や限定グッズの販売などがあります。
クラブ33は本当に限られた一部の人しか利用できないレストランです。メンバーズセレクションでクラブ33を予約するため、JCBザ・クラスを目指す人が多くいました。
結果的にJCBザ・クラス会員数が増えてしまい、会員限定レストランとしての秘匿性や特別感を維持することが困難になりました。そのため2019年を最後に、メンバーズセレクションの中からクラブ33の利用特典が消滅することになります。クラブ33を目的にしていた人は、これを機にJCBザ・クラスを手放すことになったのです。
現在の会員数は増加傾向?
正確な会員数の実態は公表されていませんが、5年前と比べるとJCBザ・クラスの所有者は減少していることでしょう。反対にこの数年間は、JCBゴールド・プレミアやJCBプラチナのキャッシュバックキャンペーンが増えています。
一度減少したJCBザ・クラス会員数は、この先増えていくことが予想されます。これからJCBザ・クラスを目指す人には、追い風と言える状況でしょう。
まとめ:JCBザ・クラスは特別な体験をしたい人におすすめ
JCBザ・クラスで得られる会員特典はどれも特別なものばかり。ディズニーパークチケットが選べるメンバーズセレクションや、ディズニーリゾート内のスポンサーラウンジが利用できます。JCBザ・クラス以上に特別なディズニー特典を受けられるクレジットカードはありません。他にもJCBザ・クラスで得られるディズニー特典は、こちらの記事で解説しています。
JCBザ・クラスの最大のデメリットは、取得難易度の高さです。JCBザ・クラスを手にするためには、インビテーションを受けなくてはなりません。JCBザ・クラスへのインビテーションを受けるための条件については、こちらの記事で解説しています。
特別な特典が得られるJCBザ・クラスを手にするためには、JCBゴールド・プレミアかJCBプラチナを利用する必要があります。筆者のおすすめは、JCBゴールドからJCBゴールド・プレミアを経て、JCBザ・クラスを目指す方法です。具体的な方法はこちらの記事で解説しています。
まだJCBゴールドを手にしていない人は、オンラインでの申し込みがおすすめです。年会費11,000円(税込)が初年度のみ無料となります。JCBザ・クラスへの第一歩として、JCBゴールドが最適です。この機会にぜひJCBザ・クラスを目指しましょう。