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妊娠中にディズニー旅行へ行く計画を立てている妊婦さんは少なくないでしょう。身体への負担を減らすためには、ホテル宿泊をすることがおすすめです。しかし、ディズニー旅行の日程や滞在時間を短くせざるを得ないこともあるでしょう。

たった1日だけでもマタニティディズニーを楽しみたい!
この記事では、妊婦さんがディズニー旅行を最大限に満喫できるお手伝いをします。ディズニーランドとディズニーシーのどちらがより妊婦におすすめできるか比較してみました。
ディズニー歴20年以上、妊娠7ヶ月でのマタニティディズニーを経験した筆者が、ディズニーランドとディズニーシーの魅力をそれぞれ解説します。マタニティディズニーへ行く前の参考にしてください。
徹底比較!妊娠中の目的別おすすめ度

2023年4月には開園40周年を迎える東京ディズニーリゾートですが、開園以来さまざまな改修が行われています。
そうして成長してきたディズニーランドとディズニーシー、ふたつのパークにはそれぞれの特徴があります。
その中でも妊娠中に楽しめるおすすめ度合いを、目的別にふたつのパークで比較してみました。
アトラクションやグッズなど、ディズニー旅行で優先して楽しみたい目的は人によって異なると思います。
それぞれの項目について具体的に比較しているので、気になる項目をチェックしてみましょう。
アトラクション

ディズニー旅行の醍醐味といえばアトラクションですが、妊娠中に楽しめるアトラクションには限りがあります。
公式サイトによると以下のアトラクションは、妊娠中の利用を控えるように明記されています。
<東京ディズニーランド>
・ビッグサンダー・マウンテン
・スプラッシュ・マウンテン
・ガジェットのゴーコースター
・スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー
・スペース・マウンテン
<東京ディズニーシー>
・ソアリン:ファンタスティック・フライト
・タワー・オブ・テラー
・インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮
・レイジングスピリッツ
・フランダーのフライングフィッシュコースター
・センター・オブ・ジ・アース
・ニモ&フレンズ・シーライダー
見ての通り、妊娠中に利用ができないアトラクションはディズニーシーの方が多いです。
反対にディズニーランドのアトラクションは、妊婦でも楽しむことが出来るものが多いということです。
ディズニーランドにはゆっくり座って楽しめる屋内型シアターのアトラクションも多く、身体への負担を少なくすることができます。
ディズニーランドのイッツ・ア・スモールワールドやミッキーのフィルハーマジック、カントリーベア・シアターなどのアトラクションは座席数が多く、ゆっくりと音楽を楽しむことが出来るのでおすすめです。
妊娠中でも楽しむことが出来るディズニーランドとディズニーシーのアトラクションについて、こちらの記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
レストラン

ディズニーリゾート内のレストランには豪華なものやファストフードのようなものまで、様々な種類が用意されています。
その中でも座席数が多いレストランの場所を押さえておくと、食事どきの混雑回避だけでなく疲れた時の休憩に軽食を挟むこともできるためおすすめです。
ディズニーランドの座席数が多いおすすめのレストランはこちらです。
ディズニーランド | 座席数 | 場所 | 料理の種類 |
トゥモローランド・テラス | 1540 | トゥモローランド・テラス (ベイマックスのハッピーライドの前) | ハンバーガーなどの軽食 |
プラズマ・レイズ・ダイナー | 930 | トゥモローランド (ワールドバザールとの境) | ライスボウルやデザート |
パン・ギャラクティック・ピザ・ポート | 710 | トゥモローランド (スターツアーズの前) | ピザ |
ディズニーシーの座席数が多いレストランはこちらになります。
ディズニーシー | 座席数 | 場所 | 料理の種類 |
カスバ・フードコート | 930 | アラビアンコースト (マジックランプシアターの隣) | カレー |
ケープコッド・クックオフ | 860 | アメリカンウォーターフロント (アーント・ペグズ・ヴィレッジストアの隣) | ハンバーガーなどの軽食 |
ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ | 840 | メディテレーニアンハーバー (ソアリンの前) | パスタやピザ |
この中でもトゥモローランド・テラスとカスバ・フードコートは、座席数だけでなく通路も幅広く取られているため、座席へ移動する際にも安心感があります。
一方で、パン・キャラクティック・ピザ・ポートやザンビーニ・ブラザーズ・リストランテは座席数は確保されている反面、店内に階段があるため妊婦には少し負担があるため注意が必要です。
そのほかにも、ディズニー公式アプリなどから予約の取れるレストラン(プライオリティシーティング)を利用することがおすすめです。
〈プライオリティシーティング対応レストラン〉
東京ディズニーランド
- マゼランズ
- リストランテ・ディ・カナレット
- S.S.コロンビア・ダイニングルーム
- テディ・ルーズベルト・ラウンジ
- レストラン櫻
- ホライズンベイ・レストラン
東京ディズニーシー
- イーストサイド・カフェ
- センターストリート・コーヒーハウス
- れすとらん北齋
- クリスタルパレス・レストラン
- ブルーバイユー・レストラン
- ポリネシアンテラス・レストラン
- ザ・ダイヤモンドホースショー
予定日の1ヶ月前から予約を取ることができますが、どのレストランも比較的倍率が高いため注意が必要です。
また当日のキャンセル枠もあるため、希望のレストランがある場合は粘り強く予約を取りに行きましょう。
ディズニーランド・ディズニーシーともに、座席数の多いレストランや予約の取れるレストランが複数ありますので、どちらのパークでも快適な食事を楽しむことができます。
ショップ・グッズ

ディズニーランドとディズニーシーの入園後すぐの施設には、パーク内随一の規模を誇るショップがあります。
基本的にはディズニーリゾート内で販売されているグッズは、両方のパークで取り扱っていることが多いです。
そのため、上記のパーク入り口付近のショップに行けばほとんどのディズニーグッズを買い揃えることができます。
しかし、その中でも注意が必要となるのがアニバーサリーグッズとダッフィー&フレンズのグッズです。
ディズニーランドとディズニーシーはそれぞれに◯周年といったアニバーサリーを、それぞれのパークで別々に開催するため、アニバーサリーグッズは基本的に各パーク内で購入する事になります。
そして人気のダッフィー&フレンズのグッズはディズニーシー内の一部ショップでしか販売していません。
このダッフィー&フレンズのグッズを目的にディズニー旅行へ行くという人も少なく無いでしょう。
それほどの人気グッズの取り扱いができるディズニーシーの方が、おすすめ度合いが高い結果になります。
また、ディズニー公式アプリを使ったオンラインショッピングの対象になっているグッズであれば、自宅にいながら買い物することも可能です。
これは東京ディズニーリゾートショッピングというサービスです。こちらの記事で解説していますので、ぜひ参考にして下さい。
ショー・パレード

ディズニー旅行の醍醐味といえば、豪華で盛大なショーやパレードでしょう。
ディズニーシーでは中央にある大きな海メディテレーニアンハーバーで繰り広げられる水上ショーが特徴です。
このメディテレーニアンハーバーを取り囲むようにしてショーを鑑賞する事になります。
一方、ディズニーランドのパレードといえば、夜の闇が光と音楽に包まれるエレクトリカルパレードが有名です。
ディズニーキャラクター達が乗ったフロート(大きな乗り物)が、ディズニーランド内を周遊してくれるため、いろいろな場所からパレードを見ることができます。
そのため、場所取りや移動の手間が比較的に少ないディズニーランドの方がショーやパレードを鑑賞するのに最適です。
これらのショーやパレードの他にも、両パークには屋内施設でのショーがあります。
鑑賞には公式アプリからの抽選が必要になりますが、妊娠中の身体への負担を考えると屋内でゆっくり見れるショーはスケジュールに組み込みたいところですね。
立地・移動手段

最後に、ディズニー旅行へ行くときにはあまり考えることは少ないですが、妊娠中であればパーク内の導線への理解は重要となります。
妊娠中の身体への負担を減らすためには、できるだけ最短ルートで目的地まで移動したいものです。
その点で考えると、ディズニーシーはパークの中央に海と山(メディテレーニアンハーバーとプロメテウス火山)があるため、目的地までの直線的な移動が困難です。
また、ディズニーシーの中には坂や階段などの勾配が多く配置されていて、景色を見る分にはいいのですが移動には不利な面があります。
反対に、ディズニーランドは全てのエリアが地続きのため、広い敷地内ではありますが目的地まで平坦な道を直線的に移動することができます。
このことを踏まえると、ディズニーランドの方が妊婦の身体の負担軽減におすすめと言えるでしょう。

ちなみに、ディズニーシーの中には移動手段を兼ねたアトラクションとしてトランジットスチーマーラインとエレクトリックレールウェイがあります。
船と電車をイメージしたアトラクションで、どちらもゆったり座ってディズニーシーの中を移動することができます。
しかし、天候やショーのスケジュールによって運行状況が変わることや、決まったルートのみの運行のため目的地への移動に適さない可能性がある事には注意が必要です。
結論:妊婦にはディズニーランドがおすすめ!

以上、ディズニーランドとディズニーシーのどちらがより妊婦にはおすすめできるか、さまざまな要素から検討してみました。
結果は総合的にディズニーランドの方がマタニティディズニーにおすすめできますが、あらためてそれぞれの目的別のおすすめ度合いはこのようになります。
それぞれのパークの良さが出た結果になりましたが、妊娠中の身体への負担を軽減するためにもパーク内の移動手段についてはよく検討する必要があります。
今回はディズニーランドの方がマタニティディズニーにおすすめという結果になりましたが、ディズニーシーには素晴らしい景色とダッフィー&フレンズのグッズという良さもあります。
妊娠中とはいえディズニー旅行の目的は、グッズ購入やショー鑑賞など人によっていろいろあると思います。
ディズニー旅行へ行く前に、しっかりと事前情報を確認した上で盤石なスケジュールを立てて下さい。
おまめ家がおすすめする妊婦のディズニー旅行プランはこちらの記事で解説していますので、あわせてご覧ください。